『トリツカレ男』いしいしんじ

トリツカレ男 (新潮文庫)

トリツカレ男 (新潮文庫)

何かに夢中になるとそればかりにかかりっきりになってしまって、そのトリツカレ方が尋常じゃない彼が、ついにトリツカレルものが何であるかを予想できなかったのは、若さを失ったゆえであるような気がして、非常に残念でございます。はぁー。
小品ですが、やっぱりいい話。



積まれた本(3)へ続く。