2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 『クリスマス・カロル』ディケンズ 訳:村岡花子

家庭内読書会「古典的名作を読もう」企画、第12回課題本。 ちょっと時期が遅れてしまいましたが、今年最後の更新にはいい本だったなと思っています。『クリスマス・カロル』。 特に書くべきこともないのですが、また来年のクリスマスにもこの本を読みたいと…

 『幻影の書』ポール・オースター 訳:柴田元幸

ひさしぶりにポール・オースターを読みました。現代作家でわたしが今いちばん好きな作家です。最後に読んだのは『オラクル・ナイト』だったと思います。『幻影の書』は『オラクル・ナイト』のひとつ前の作品なので、わたしは発刊とは逆の順番で読みました。 『…