<伊坂幸太郎月間>『陽気なギャングの日常と襲撃』vol.0


せっかく『陽気なギャングが地球を回す』を読んだので、彼ら4人のキャラクターや過去の情報を忘れないうちにやはり続編は早いうちに読んだほうが得策だという結論に至りました。


ところで。


陽気なギャングが地球を回す』は文庫判サイズなのに、この『陽気なギャングの日常と襲撃』は新書判サイズなのです。縦が2.4㎝(←測った)大きい。なんということでしょうか。わたしは今までに読んだことのある本をいつかすべて本棚に並べる日を心待ちにしているのです。上から下まで、右から左まで、美しく、見やすく、圧倒的な存在感で、どんな本屋さんにも負けない棚を作ることを人生のひとつの楽しみにしているのです。それをなんですか。続編が前作と判が違うなんて。聞いたことも見たこともない。これじゃあ、隣りに並べられないじゃないか。並べたとしても美しくないじゃないか。どうしてくれる。


と買う前からさんざん不満に思いながら、やはり買ってきました。880円。これでおもしろくなかったら、上下1.2㎝ずつ裁断してやる。