ドイル自薦No.1『まだらの紐』


作者自身が選んだという「シャーロック・ホームズシリーズ短編ベスト12」の1位に挙げている作品がこちら『まだらの紐』。


ある姉妹が暮らす家で起きた不可解な事件。その事件で姉が命を落とし、妹もまた自らの命に危険を感じてホームズのところへ相談にやってきます。


入口を同じ廊下に面している三つの部屋。この部屋に隠された恐ろしい陰謀。ホームズの観察眼が冴え渡ります。


といって、それならば「いつものこと」ですが、この話は、ホームズも意図していなかった結果で幕を下ろしています。これから読む人の楽しみを著しく損なってしまうので記すことができませんが、そうでなければ引用して載せたいのがホームズの最後のセリフ。思わずにんまりしてしまいます。こういうの、大好きです。




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