『四つの署名』コナン・ドイル 訳:延原謙


あんまり読書意欲のない今日この頃。もともとすっごく読むというタイプでもなかったけれど、ほんとに読まなくなっちゃいました。ああ、嘆かわしい。


お馴染みシャーロック・ホームズシリーズの長編二作目『四つの署名』。話は少し変わりますが、青山剛昌の漫画に名探偵コナンってあるじゃないですか。超有名な。わたし、今はもうやめてしまったんだけど、昔は単行本を全部買ってたんです。50巻くらいまで。


でね、単行本はカバーの折り返しのところを青山剛昌の名探偵図鑑と称して、古今東西の名探偵と、そのオススメ作品が紹介されているんです。今もそうなっているのかどうかわからないのだけど。その名探偵図鑑の第1回、要するに1巻が、「シャーロック・ホームズ」で、オススメ作品が『四つの署名』だったんです。当時わたしはまだホームズシリーズを読んでいなかったから、そうかホームズを読むときには『四つの署名』から読もう、と思ったことをなぜだかよく覚えているんです。それで、本当に『四つの署名』をいちばん最初に読んだのかどうか、それは覚えていないのだけど(わたしの行動パターンとしては、一作目から手を出すような気がします)、でも今日までいくつかのホームズ作品を読んできて、そしてその中のいくつかは繰り返し読んできて、なんでホームズ作品の中のいちばんのオススメが『四つの署名』になるのか、てんで納得がいかない、と思うにいたりました。


わたしだったらいちばんのオススメは、、




それを決める楽しみを、今もまだ続けているところです。